前回に引き続き内容はジャンド。今回はサイドボードについて書いていく。

ジャンドはコンボ相手には非常に不利な戦いを強いられるので基本的にサイドボードはコンボ対策が中心となっている。何枚かは適当な理由だったり好みを理由に採用してるが実際人によってカードの使用感は結構分かれるのでそういう採用理由もありなんじゃなかろうか。

《外科的摘出/Surgical Extraction》
・0マナ墓地対策は偉大。墓地対策以外にもハンデスと一緒に使ってコンボパーツ纏めてぶち抜いたりする事もあったりとかなりの使用頻度を誇るのでとりあえず3枚。

《紅蓮破/Pyroblast》
・これを使えるのは赤の特権。青いデッキ相手には当然サイドインするがこのデッキだとコンボ対策の側面が非常に強い。ほぼ《実物提示教育/Show and Tell》を打ち消すために取ってるようなもん。今は2枚だが《真髄の針/Pithing Needle》抜いて3枚にしてもいいかもしれない。

《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
・《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》や《巣穴からの総出/Empty the Warrens》のトークンを纏めて流したり《騙し討ち/Sneak Attack》を始め面倒なエンチャントを破壊したりとフェアからコンボまで幅広く見れる。これさえあれば《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》も怖くない。再生のモードの為にわざわざサイドインする事は殆どないが撃ったら大体勝てる。

《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》
・メインとサイド合わせて2枚。これに関してはほぼ趣味で入れてるようなもん。雑にアドバンテージが取れるカードは大好き。アーティファクトへの憎しみが限界を超えると《古えの遺恨/Ancient Grudge》に差し替えになる。

《強迫/Duress》
・追加のハンデス。これぐらいしないとコンボに勝てない。対コンボではサイド後はハンデスが10枚になる。やり過ぎなんじゃないかとも思うがやっぱりこれぐらいしないと勝てない。

《壌土からの生命/Life from the Loam》
・苦手な土地単やエルドラージへの相性とジャンドのガバいマナ基盤を改善してくれる。実はメインに入れていた事もあったが基本コンボ相手に腐る上になくてもフェアには勝てるので一旦サイドに入れて試すことに。

《失われた遺産/Lost Legacy》
・15枚の中で1番強烈なコンボ対策。これ通したらまぁまず勝てる。《殺戮遊戯/Slaughter Games》と違う点は打ち消されるようになった事とアーティファクトを追放出来なくなった事などであるがそれを差し引いても最速2ターン目には撃てる点は圧倒的。デメリットのドロー効果なんて関係ない。通った時点で勝てるのだから。個人的にこいつが来てから土地単も比較的やりやすくなったのは非常に嬉しい。

《真髄の針/Pithing Needle》
・とりあえず困ったら入れとけって感じがする。3枚目の《紅蓮破/Pyroblast》に変えてもいいかもしれない。

ほとんどの場合、サイドボーディングはフェア相手には《思考囲い/Thoughtseize》を中心としたハンデスを、コンボ相手には《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》以外の除去を減らしていくことになる。このデッキのサイドボーディングは結構分かりやすいので触れば誰でも簡単にできると思う。

今回はあんまり書かなかったがこの辺で終了。何に対して何を入れて何を抜くとから書くと疲れるのでTwitterなりコメントで質問して頂ければ回答致します。

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